金剛山長安寺(天台宗) 六郷満山中山本寺
「元正天皇御宇養老二年(718)仁聞菩薩の開基と伝える
平安末期国東半島の六郷に仏教文化が華咲いた 鎌倉時代この寺が六郷山寺院の惣山として最盛期を迎える。 学頭職や惣別当職がおかれ満山百余ケ寺約一千人の僧侶を統卆 事あるに臨み国家の安泰将軍家の隆盛を祈祷す 南北朝 室町時代は武家の勢力に押されながら安土桃山時代屋山城主 吉弘鎮信及びその子統幸は 長安寺の別当 執行権を握り主軸となった 仏神の恵みと武家の力は寺勢を増大 庶民信仰の霊場としても反映した古刹である」 |