隠山(かくれやま)
「この集落は十五戸の大野姓を名乗る大野一統を中心として構成する集落で同族による祭礼や年中行事に多く残されている。
大野氏祖先が隠山に集落をつくったことに関しては二つの伝承がある。この地には多くの石造文化がいたる所にあるが、江戸時代に作製建立されものが殆どである。特に石仏(いしぼとけ)につくられた西国三十三体観音像、法華寺の御本尊であった桑師如来様、柳部落との境にある金毘羅様にはこの度、日本道路公団によって建造された三百四十七段の参道これを登れば別府が一望され雄太な景色です。
又、柳地区には別府市指定の大クヌギの木もあり多くのオオイタサンシヨウウオの生息地でもある。」
隠柳保存会
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