丸山古墳石棺蓋
(通称銭蓋石)

「この丸山付近の丘陵地は生活を見下ろす位置にあり、一大古墳群を形成しているところから、ある時期かなりの村落が開けていたと思われる。
古墳の形成は完全ではないが、五世紀後半の帆立貝古墳の形成をふんでいる。
この屋根型石棺蓋は丸山古墳より100m東の位置にあるが、明治40年頃これを材料に記念碑を作る話がもち上がったが、地元の人々が丸山長者の伝説にまつわる遺産として、これに「丸山ノ銭蓋石古来久伝後世不可移動」と刻み現在地に保存するようになった。」

朝地町教育委員会