佐田京石
(さだきょういし)
2004.08.21

安心院町佐田




「太古の祭祀場か?鳥居の原形か?埋納経の標石か?定説は未だありません。
 通路を登って左側の柵内は、マウンド中央の石柱から半円形を描くように石柱が配された環状列石と推測されます。
 また、右側の昨内にはドルメン(支石墓)と思われる巨石があります。石柱の表面にはペトログラフ(岩刻文字)の存在が指摘されています。背後にある山は、米神山(標高475m)と呼ばれ、山頂部にも環状列石(高さ50cm程度の石)があります。また、ここから宇佐方面へ行った地点右側の水田中に、米神山側に先端が向いた立石があり、その上に小さな扁平石を載せたものが立っています。地元ではこしき石と呼ばれ、蓋石を取り除くと暴風になると伝え暴風石とも呼ばれています。
 この様に山の名やこしき石等、米に係る名が多く有りますので弥生時代頃のものとも思われますが、定かではありません。」

安心院町教育委員会