南光寺の仁王

2004.08.2
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安心院町松本




南光寺の仁王 県指定重要文化財
「木造金剛力士像(二躯)
仁王は寺の山門にあって、方域を守護する金剛力の力士です。
 密迹金剛(口を開いている方)
 高さ 2.275m
 胸囲 1.550m
那羅延金剛(口を閉じている方)
 高さ 2.200m
 胸囲 1.550m
樟の寄木造。仁聞作といわれる男性美に満ちた鎌倉期彫刻の特色を表わしている。(一部は後世補修)」

宇佐市教育委員会
南光寺の山門

阿形

吽形
以上  2004.08.21撮影


6年前とすっかり様変わりしていました

佛像修復について
「今回の修復は、平成18年(2006)に阿形(密迹金剛)を、平成19年(2007)に吽形(那羅延金剛)を解体修復致しました。その際阿形(密迹金剛)体内左肩付け根部分より墨書で享保十六(1732)辛亥十月吉日 宇佐神宮 百楽右衛門佐時右 修之 と発見されました。」

平成21年2月吉祥日 安心院縄文会

「平成十九年(2007)改修の吽形(那羅延金剛)の体内より左記の記録が発見されました。
享保十六 龍集重光秋冬間
當寺中興 法音叟敬記
再興 仁王尊
佛師 當国宇佐住 百楽右衛門佐時右
高白山 南光禅寺 當国羅漢寺末山
仁聞菩薩 衿開
當年 千百有餘歳」


以上 2010.08.14撮影