平成20年度
「日本の石橋を守る会」総会

2008.04.19〜20

佐世保市世知原町上野原




 総会の会場“山暖簾”は有名な建築家黒川紀章氏による設計で「 周辺環境との調和 」をテーマにデザインされました。家具のコーディネートやサインまですべて黒川紀章氏の手によってまとめられており、その中で注目すべきは各部屋、ロビー等に飾られた末永さんの石橋の水彩画です。世知原を代表する“モノ”をというコンセプトで末永さんの水彩画が採用されたのです。まさに世知原の石橋の殿堂を彷彿とさせます。
 末永さんは世知原中学校赴任時に生徒と一緒に校庭に石橋を架けられました。雲仙普賢岳の噴石を用いたもので、自然石をそのまま積み上げた見事な石橋で、若鮎橋と名付けられています。世知原は末永さんの石橋に向ける情熱を中心に、地域住民の協力、さらには行政をも巻き込んだ地域ぐるみの石橋保護地帯となっており、今後の会のあり方を考えさせられるものです。

模擬石橋造り体験

佐世保市長挨拶

石橋防人隊長 林市議会議員の挨拶

村上会計挨拶

地元の末永会員の骨折りで開会の運びとなりました