地獄
2006.11.18
雲仙市小浜町雲仙
清七地獄
「豊臣秀吉、徳川家康らの統一権力の時代に、キリスト教を禁じる政策がとられ、キリシタン禁制と呼ばれました。
江戸幕府は、キリストの絵を人々に踏ませる“踏み絵”をさせて信者を見つけ出し、この雲仙で、処刑しました。
キリシタンで長崎に住む清七という男が捕えられ、処刑されましたが、そのころにこの地獄が噴出したといわれ、この名がつけられました。」
山手は紅葉
旧八万地獄
「月面のクレーターに似ていることから、地元では月面地獄とも呼ばれています。
火山の誕生から植物の侵入をわかりやすく観察できる静かな地獄です。
後方の巨岩の下からは、湯が湧き出ており、雲仙地区の“湯の神”が祭られています。例年12月には、地元の人々による“温泉感謝祭”が催されています。」