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松ノ森神社の御神橋

2007.08.13

長崎市上西山町

橋長:5.8m
橋幅:2.7m
2径間桁橋
架設:文化15年(1818)
石工:原田喜兵衛




正面

高欄には四神のレリーフ

北に玄武

東に青龍

西に白虎

南に朱雀

親柱

下部

県指定有形文化財 職人尽
「松森神社外囲いの瑞籬(垣)の欄間にはめこまれた30枚の板に薄肉浮彫りされたもので、図柄はいわゆる職人尽である。正徳3年(1713)、社殿改修の際に奉納されたもので、彫刻者は御用指物師喜兵衛、同藤右衛門である。下絵を描いた画家は不詳であるが、当時の長崎奉行御用絵師小原慶山ではないかと考えられている。天保3年(1832)には、唐絵目利石崎融思が彩色を施した。
 職人風俗が精緻に描写されたこの彫り物は、歴史民俗資料としての価値とともに美術品としても高く評価されている。」

長崎市教育委員会(平成18年3月設置)