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岩屋山稲荷神社参道橋

2008.04.19

長崎市虹が丘町

橋長:2.0m
橋幅:1.6m
単径間桁橋




霊峰岩屋山の略歴
「開山・・・人王四十三代元明天皇の御代和銅年間菅原寺大僧正行基菩薩筑紫巡回の砌り開山されたと伝えられ弥陀、釈迦、観音、三身を安置し岩屋山大権現と称す
弘法大師入山・・・平安時代の初め弘法大師が唐からの帰途長崎港外香焼島に寄られ其の後大師は岩屋山に登り神宮寺に於て護摩を修せられ以来寺門は大に繁栄し別院三十六坊を建てた
霊山焼討・・・弘治元年有馬の兵当山に乱入風上より放火し本坊別院とも残らず灰燼となり八百余年続た信仰の殿堂も消滅し其の後旧跡に小堂を建て祭祀したるも僅か二十年後天正二年切支丹宗徒蜂起して残存せし堂塔悉く破壊された
神宮寺再興・・・萬治三年大村因幡守純長は武運長久領内静謐を祈願。長崎医王山延命寺二代住職法院尊覚を請ふて開基とし岩屋山神宮寺を再興し後神通寺と改称し大村池田にある宝円寺の末寺とし大村家累代の祈願所となり爾後年々二人扶持b大村家より寺に附せられた
廃仏毀釈・・・明治維新に際し廃仏毀釈の声高く神通寺は廃され岩屋神社となり社僧は神職となる
大水害・・・昭和五十七年七月二十三日未曾有の長崎大水害に於て拝殿、山門等悉く倒壊流失したるも氏子信者の願望寄進により平成元年復元完成し現在に至る」
長崎市の「みさき道人」さんの情報で訪れました
岩屋神社の奥、岩屋山稲荷神社前に架かっています

側面

下部

上から

大杉の前の石造物