滝の観音
2005.01.02

長崎市平間町




滝の観音 県指定名勝
「万治2年(1659)唐僧の創立した禅寺があったが、寛文7年(1667)唐商許登授が観音堂を建立、中国伝来の魚籃観音像を本尊として納めた。元禄4年(1691)領主諫早公から山林の寄進があり、その後諫早家祈願所として被護を受けたので栄えた。
 境内には岩盤に彫られた十八羅漢をはじめ多くの石仏石像がある。元禄〜宝永年間(1688〜1710)の作という。
 本堂背後に滝があるので「滝の観音」の名で親しまれ、長崎在留の唐人も篤く尊崇した。」

長崎県教育委員会
長崎市教育委員会