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水神社参道橋

2008.08.17

南島原市布津町丙

橋長:1.7m
橋幅:1.1m
桁2列
単径間円弧桁橋




水神社盃状穴の石橋
「盃状穴の習俗は北欧からシベリヤを通り、朝鮮半島を経てわが国へ伝来した、弥生期から古墳期であろう。主として古墳の蓋石、墓石の台座、神社寺院の石段、手水鉢に多くみられる。
 再生信仰、豊饒信仰等といわれるが石橋に彫られた盃状穴は本来珍しく貴重であろう。」


水神社の連理樹
「白樫が右側、楠が左側で根元は交互に連なって結ばれている。このようにして一体になったものは非常に少なく貴重なものである。
 楠は樹皮がウロコ状で龍(蛇)、白樫は防火林に使用され、火に克つ即ち水をあらわす。又、楠は陽で男、白樫は陰で女を象徴されるといわれる。」
長崎市の「みさき道人」さんからの情報で訪ねました

正面

側面

再生信仰、豊饒信仰等といわれる、石橋に彫られた盃状穴

白樫(右)と楠(左)が根元で交互に連なって結ばれている連理樹