福王寺跡

2019.02.24

都城市山之口町山之口 六十田




福王寺跡
「六百数十年前の南北朝期に、当時の山之口城主であった土肥平三郎実重が建立したものと伝えられています。後に福王寺平三郎実重と称しています。尼寺になったのは、正保年間(1644〜48)の頃と云われています。御本尊は『薬師如来』です。」
山之口町郷土史研究グループ
標柱が建っていましたので上ってきました

福王寺の古石塔
「ここ福王寺は、南北朝の建武三年(1336)に足利尊氏(北朝)の命により関東より下向した平氏の流れをくむ土肥平三郎実重が居住した所と伝えられている。今ある御堂を地の人達は御本尊が薬師如来であることから『薬師さま』と呼んでおり、この薬師如来は平氏の平景清の娘人丸姫の影代であるとされている。
 人丸姫は京より叔父長田季政に伴われて、はるばる宮崎に下り生目の草庵で父景清に対面し、その後平家と亡き母を弔って読経と」続けながら、この福王寺にて三十一歳の若さで病に福王寺の墓地に埋葬されたと伝えられている。」

都城市教育委員会


奥には社