羽坂神社

2020.01.25

日向市東郷町山陰丁 羽坂




羽坂神社由緒
「羽坂神社の創建については、伝説によると次のごとくである。
 平安時代(1,000〜1,100年)小野田対岸の冠嶽天狗岩の元に小祠があり、修験場として崇められていたが、文明年間(1469〜1486年)冠獄中腹の台地に社殿が造営され、『冠嶽大権現』と称されて、山陰村をはじめ近隣一帯の崇敬を受けた。
 昭和六年、現在地に新社殿を造営して鎮座換をされ、羽坂地区民の産土神、氏神として奉斎されている。
 明治時代以降、村杜羽坂神社として維持され、冠嶽一帯の神域は、冠嶽羽坂神社保管林となった。
 戦後、神社に対する国の保護がなくなり、保管林は国有林に没収されたが、氏子一同の願により旧社殿周辺5ヘクタールを無償贈与された。
 当社には、本県最古の梵鐘があって、歴史の古さを伝えており、次のような銘がある。
『奉施入日州 新納院山毛保冠嶽三所大権現御宝前 右趣者心信檀那無病無脳息災延命家内安穏子孫繁昌富貴自在心中所求皆令満足如意之敬也』願主天氏中俣大炊左衛門尉重昌敬白 天文十八年酉己七月吉辰日
 諸行無常 是生滅法 生滅々己 寂滅為楽

冠嶽大権現への氏子の崇敬は今も変りない。」
羽坂神社は初めてだと思います

階段横の石塔

長い階段を上ると境内