八坂神社(旧村社)
「祭神 須佐之男命
例祭日 十一月十日
夏祭日 旧六月十五日
創立年月 応永三年(1396)七月
由緒沿革
当社は島津の祖久豊九代忠国が穆佐城に移住すると当社を倉永の氏神と定め島津家武運長久の祈願所として代々修理改築し祭祀の資料を寄進し崇敬浅からず慶長五年(1600)島津義弘が高岡郷開拓地に居城を設けると神領若干を付し祭祀の料としたが改組の際に民有地となった。
天正十五年(1587)戦火に合い古文書・宝物共に焼失した。
当社は祇園大将軍と称したが明治の初め村社に列し現在の八坂神社と社名を改名した。
明治四十年二月神饌弊帛料供進社に指定された。
戦前の夏祭りには俵踊り・棒踊り・城攻踊り等の奉納で賑わっていた。
平成八年(1996)七月二十一日、八坂神社六〇〇年祭を俵踊り・剣舞踊り・婦人会の踊りの奉納で盛大に賑わう。」 |