高岡古墳 県指定史跡 指定年月日 昭和17年6日23日
「高岡町には、東高岡地区の字二ツ塚に2基の古墳(通称、ニッ塚古墳)と、同じく東高岡地区の字下ノ坊に1基の古墳(通称、城ヶ峰古墳)があります。城ヶ峰にはもう1基円墳がありましたが、現在、原形は残っておりません。
ここのニッ塚古墳の東側の古墳(高岡古墳1号)は円墳で、径約5.0m、墳丘の高さは約1.5mです。西側の古墳(高岡古墳2号)も円墳で、径約6.5m〜10m、墳丘の高さは約2.3mです。昭和59年に墳丘付近で、二重口縁壺と単頚丸底壺(古墳時代中期)と鉄器(鼓鼻など)が耕作中に発見されました。
城ヶ峰古墳(高岡古墳3号)は墳丘がありませんが、その周辺に地下式横穴墓が群として存在する可能性がありますから、3号境もその中の一つではないかと考えられています。
いずれの古墳も古墳時代後期のものとされていますが、発掘調査は行われていません。」
宮崎市教育委員会 |