月知梅

2011.03.06

宮崎市高岡町高浜




月知梅 国指定天然記念物
「月知梅(げっちばい)の梅は、臥龍梅という梅の種類で、今から約200年前(安永、天明年間)までは一株のものでしたが、その後、枝が伏して根を張り、四方に繁殖したといわれています。毎年、2月の中旬頃が満開で、この時期になると白色八重の花をつけ、多くの人々の心をなごませて<れます。
 月知梅は、もともと香積寺の庭に植えてあった梅で、『香積の梅』といいました。
 香積寺とは、慶長5年(1600年)、高岡に創建された龍福寺の末寺で、龍福寺二世明庵和尚の開山です。香積寺が創建される前はここにお堂があり、梅もその頃植えられたようです。
 現在、園内に『金宝花心大姉 天正十二年甲申七月十一日』と刻まれた五輪塔があります。この五輪塔は、香積寺が創建される前に建てられており、誰のものであるかはわかりません。しかし、相当身分の高い人のものと推測され、梅の大樹もあったことから、ここに香積寺が建てられたものと思われます。この寺は、山号を『梅樹山』、寺号を『香積寺』と称して開山され、廃仏毀釈によって廃寺となりました。
 月知梅は、延宝元年(1673年)第19代藩主、島津光久が来観した時に『月知梅』と命名したもので、数多くの藩主や知名士が梅を見に香積寺を訪れています。」

宮崎市教育委員会
月知梅天満宮の後ろに梅園があります
今年は鳥インフルエンザと新燃岳噴火の降灰の影響で梅祭りは中止です

展望台から

満開か

『金宝花心大姉 天正十二年甲申七月十一日』と刻まれた五輪塔

メジロが群れています
以上 2011.03.06撮影


去年も訪れていますので、1年ぶりの訪問

ほぼ満開ですが、見物客は少ない

鳥居前

見物台から

石塔

メジロが群れていました
以上 2015.02.22撮影



1週間ぶりの訪問

見物台は撤去されていました

古木横

地面から伸びる枝に花が咲いています
以上 2015.03.01撮影



梅祭り開催中ですが

こんな状態

まだ蕾です
以上 2016.02.06撮影



2週間ぶりの訪問

梅祭り開催中

ずいぶん咲きました

東側
以上 2016.02.21撮影