高鍋湿原

2018.05.05

児湯郡高鍋町上江




高鍋防災ダム(高鍋湿原)
「1.高鍋防災ダムとは?
 高鍋防災ダムは農業用防災施設として建設され、台風や集中豪雨などの降雨による出水を調節し下流への浸水災害防止に貢献しています。
 このため、通常は水の溜らない状態となっています。
【概要】
・所在:宮崎県児湯郡高鍋町上江
・位置:北緯32度07分22秒 東経131度28分33秒
・河川:一級河川小丸川水系宮田川
・型式:均一型アースダム
・堤高:25.5m・堤頂長:179.1m・堤体積:18万6千立米
・流域面積:13.55ku・総貯水容量:112万3千立米
・竣工:1968年(昭和42年)
2.高鍋湿原とは?
 この湿原は、防災ダム堤体の建設材料の土砂を採取した後にできた窪地に湧水が溜まり、半ば人工的にできた湿原です。
 この湿原には体長15〜20mm程度の日本一小さいといわれる『ハッチョウトンボ』や、白鷺が羽を広げたような可憐で小さな白い花を咲かせる『サギソウ』、日本有数の群落を誇る『ヒメノボタン』など、希少種の昆虫や植物が多数自生していることが確認されています。」
8ヶ月ぶりの訪問

オスは3匹確認

メスはなんとか1匹確認

オニヤンマの羽化
以上 2018.05.05撮影


1週間ぶりの訪問 オス

メス

オスとメスが近くにとまっていました

モウセンゴケ
以上 2018.05.12撮影



1週間ぶりの訪問

メス

オス、メス接近

交尾

キイトトンボ

シオカラトンボ

ハラビロトンボ

モウセンゴケ
以上 2018.05.20撮影



1週間ぶりの訪問

ハッチョウトンボ メス

オスとメスのツーショット

シオカラトンボ

ベニトンボ

カキラン

ヘビノボラズ

カンガレイ

エゴノキ
以上 2018.05.26撮影



1週間ぶりの訪問 エゴノキ

ハッチョウトンボ オス

ハッチョウトンボ メス

ハッチョウトンボ オス 未成熟

モウセンゴケ

ヒヨドリ
以上 2018.06.02撮影



1週間ぶりの訪問

ネムノキ

エゴノキ

ハッチョウトンボ オス

ハッチョウトンボ メス

ハッチョウトンボ オス未成熟



ショウジョウトンボ

アブ?

カキラン

トカゲ
以上 2018.06.09撮影



1ヶ月ぶりの訪問

羽化したばかりのシオカラトンボ

飛行中

オニヤンマ

ハッチョウトンボ オス
今日はメスは見つけられませんでした

エゴノキ

ミソハギ
以上 2018.07.16撮影


5日ぶりの訪問

キイトトンボ

ハッチョウトンボ 雄

今日も雌は見つからず

シオカラトンボ

バッタ

タイワンウチワヤンマ

セミの抜け殻
以上 2018.07.21撮影



2週間ぶりの訪問

サギソウが咲き始めていました

ハッチョウトンボ 暑くて逆立ち

シオカラトンボ

ショウジョウトンボ

タイワンウチワヤンマ

ヒメノボタン ノボタン科
「暖地の草原に生える多年草。花は枝先に集まり花弁は紅紫色で、草原でよく目立つ。花期は8月頃。」

キンミズヒキ バラ科
「山野に多くやや湿った所に生える多年草。葉は小葉で、花は小さく黄色の5弁花で細い花茎に多数ついている。実にはトゲがあり動物などに良くくっついて運ばれる。花期は9月頃。」

ミソハギ ミソハギ科
「山野の湿地に生える多年草。花は葉の脇に付き、少しちぢれた感じの紅紫色の花弁で6裂している。この草花を盆花と呼ぶ地域もある。花期は8月頃。」

ヌマトラノオ
以上 2018.08.04撮影



3週間ぶりの訪問
イヌビワ

ミズヒキ

エゴノキ

ミノムシ

ハギ

オミナエシ

メダカ

サギソウがいたるところに咲いていました

サギソウ

キイトトンボとサギソウ

ハッチョウトンボ

シオカラトンボ

捕食

ミソハギとショウジョウトンボ
以上 2018.08.26撮影



1週間ぶりの訪問

8時前到着、クモを撮っていたら門が開きました

トンボの橋を渡り西部湿地へ

ヤマガラ

エゴノキ

ハンミョウ

ヒメノボタン

ハギ

メダカ

シオカラトンボ

捕食中

ベニトンボ

ナガボノシロワレモコウ

サギソウ

ハッチョウトンボは見当たりません

朝露がついています
以上 2018.09.01撮影



子供の観察会

約60名ほどが参加しているようです

エゴノキ
「山地に良く生える落葉小高木。小枝の先端に下向きに白い花を多くつける。
実は熟すると褐色になり硬い。花期は4月下旬頃。」


子供が見つけてくれました

ハッチョウトンボ オス

キイトトンボ

アオモンイトトンボ

シオカラトンボ

ショウジョウトンボ
羽に色がついていない在来種

羽が赤いベニトンボ 東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域に分布していたが、近年次第に北上してきた
地球温暖化が原因ではないかと言われる

サギソウ

ヘビノボラズ

ミミカキグサ(たぬきも科)
「生育地 湿地に生える多年草で、食虫植物です。
特徴 湿地の浅い所に白い根を伸ばし、その所々に捕虫袋をつけています。花は黄色で、その実が耳掻きに似ていることから、この名がつけられました。
花期 1月から10月頃まで咲きます。
分布 本州から沖縄まで観察できます。」

ヒメノボタン ノボタン科
「暖地の草原に生える多年草。花は枝先に集まり花弁は紅紫色で、草原でよく目立つ。花期は8月頃。」

ナガボノシロワレモコウ

オミナエシ

オトコエシ

ヘクソカズラ

ガマズミ(スイカズラ科)
「各地の山野に普通に生える落葉低木。葉は殆ど円形に近く縁は鋸歯状になっている。新枝の先に5mm位の白い花をかたまって付け、初冬に赤く熟する。花期は5月頃。」



ミズコバギボウシ




以上 2018.09.08撮影


今週もやって来ました

シオカラトンボ

ベニトンボ



チャバネセセリ?

ナガボノシロワレモコウと

ハンミョウ

食後

サギソウ

ヒメノボタン

ヘビノボラズ

ミミカキグサ


以上 2018.09.15撮影


昨日に引き続きやって来ました

アオサギ

ヤマガラ

時々エゴノキに飛んできます

実をちぎりました

サギソウももうすぐおしまい



ミズコバギボウシ

ヒメガマ(がま科)
「湿地に生える多年草で、茶色の雄花が特徴で、雄花は細く上に伸びて黄色の花粉をたくさんだします。12月頃に雌花が綿毛のように風で飛ばされ増えます。花期は6月頃です。」

キチョウ

キタテハ?

ハチ類は見分けが難しい

捕食中

ベニトンボ

コノシメトンボ オス?

コノシメトンボ メス?
以上 2018.09.17撮影



1週間ぶりの訪問 東部湿原

ツマグロヒョウモンが目立ちました

食事中

羽を閉じて

蜜を吸っています

キタテハ

羽を閉じて

キタテハとツマグロヒョウモン

フトイ[カヤツリグサ科]
「池や沼等の中に群生する大型の多年草。根茎は長く地中に伸び、その節から太い茎を出し高さ1m以上にもなる。葉は輪状で目立たない。
茎の先端から柄を持った穂を出して褐色の花をつける。花期は6月頃から。」

ヒメガマ(がま科)
「湿地に生える多年草で、茶色の雄花が特徴で、雄花は細く上に伸びて黄色の花粉をたくさんだします。12月頃に雌花が綿毛のように風で飛ばされ増えます。花期は6月頃です。」

 
ミズヒキ

今日もヤマガラがエゴノキの実を食べに来ています

地面に降りて実を埋めたりする「貯食行動」

ヘビノボラズ(めぎ科)
「湿地を好む灌木で、この湿原にも十数本あります。伊勢湾周辺に多い木で、この辺りではとても珍しい木です。葉の付け根から三本のとげがあるので蛇も登れないという意味の名が付けられたようです。花は黄色で実は赤色。花期は5月から6月ころです。」

ナガボノシロワレモコウ

スイラン

アブラガヤ(かやつりぐさ科)
「原野などの湿りけの多い所に生える多年草です。株立ちし、茎は三角形で、葉の縁はザラザラし、実が熟すとテンプラ色になる。花期は8月頃です。」

オトコエシ(おみなえし科)
「山林近くの草原に生える多年草です。草全体に小さな毛が密生し、丈夫な感じで大型の草です。花は白色。花期は9月頃です。」

オミナエシ

ホシクサ

ホシクサ

ミズコバギボウシ

ヒメノボタン





サギソウは少し咲いていました

ショウジョウトンボ

ハチ?

コガネムシ

チャバネセセリ?

カマキリ
以上 2018.09.24撮影



2週間ぶりの訪問 ガマズミ

タカナベカイドウ

タテハモドキ

ツマグロヒョウモン メス

ツマグロヒョウモン メスとオス

イシガケチョウ

ハンミョウ


以上 2018.10.07撮影



3週間ぶりの訪問

タカナベカイドウの花が咲いていました

ノシメトンボ

トンボの橋を渡り、西部湿原へ

スイランが満開

スイラン(きく科)
「生育地 日当たりの良い湿地に生える多年草です。
特徴 この草の葉がランの葉の様に見えるのでこの名が付けられましたが、本籍は菊科です。地下茎を伸ばして増え、花は午前中開き、午後は日陰を除き萎んでしまいます。
花期 9月末から10月頃です。
分布 本州から九州まで見られます。」




マユタテアカネ

ノシメトンボ
以上 2018.10.27撮影