高鍋湿原

2017.05.07

児湯郡高鍋町上江




高鍋防災ダム(高鍋湿原)
「1.高鍋防災ダムとは?
 高鍋防災ダムは農業用防災施設として建設され、台風や集中豪雨などの降雨による出水を調節し下流への浸水災害防止に貢献しています。
 このため、通常は水の溜らない状態となっています。
【概要】
・所在:宮崎県児湯郡高鍋町上江
・位置:北緯32度07分22秒 東経131度28分33秒
・河川:一級河川小丸川水系宮田川
・型式:均一型アースダム
・堤高:25.5m・堤頂長:179.1m・堤体積:18万6千立米
・流域面積:13.55ku・総貯水容量:112万3千立米
・竣工:1968年(昭和42年)
2.高鍋湿原とは?
 この湿原は、防災ダム堤体の建設材料の土砂を採取した後にできた窪地に湧水が溜まり、半ば人工的にできた湿原です。
 この湿原には体長15〜20mm程度の日本一小さいといわれる『ハッチョウトンボ』や、白鷺が羽を広げたような可憐で小さな白い花を咲かせる『サギソウ』、日本有数の群落を誇る『ヒメノボタン』など、希少種の昆虫や植物が多数自生していることが確認されています。」
ハッチョウトンボ 雄

ハッチョウトンボ 雌

2匹とまっています

飛行中

モウセンゴケ

エゴノキ
「山地に良く生える落葉小高木。小枝の先端に下向きに白い花を多くつける。
実は熟すると褐色になり硬い。花期は4月下旬頃。」
以上 2017.05.07撮影


2週間ぶりの訪問


背面

正面

雄 未成熟

背面



モウゼンゴケ
以上 2017.05.21撮影



エゴノキ
「山地に良く生える落葉小高木。小枝の先端に下向きに白い花を多くつける。
実は熟すると褐色になり硬い。花期は4月下旬頃。」
2週間ぶりの訪問 エゴノキに実がつきました

雄はたくさん飛んでいました

雌は2匹しか見つけられませんでした

クモに捕まっています

イトトンボをけん制しています

交尾中

交尾中

別の雄が邪魔しました

ハンミョウ
以上 2017.06.10撮影



1週間ぶりの訪問

雄と雌のコンビ

交尾中
以上 2017.06.18撮影



約1ヶ月ぶりの訪問
サギソウはまだ咲いていませんでした、ハッチョウトンボはまだ見かけます

バッタ
以上 2017.07.29撮影



「秋の草花観察会」に参加しました
270名の参加があったそうです

普段立ち入れない鑑賞路以外の場所へ案内して頂きました

ナガボノシロワレモコウ

ナガボノアカワレモコウ

サギソウが見頃

羽が赤いベニトンボ 東南アジアなどの熱帯・亜熱帯地域に分布していたが、近年次第に北上してきた
地球温暖化が原因ではないかと言われる

 
ショウジョウトンボ 羽に色がついていない在来種
以上 2017.09.03撮影