鶴富屋敷
2008.03.02
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東臼杵郡椎葉村大字下福良
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鶴富屋敷 国指定重要文化財
「椎葉村の民家はすべて同じ形式の民家として知られているが、この家はその代表的なものである。間取りは、部屋を一列に横に並べた形式で向かって左より、こざ、でい、つぼね、うちねの四室が並び、その右に、どじ(土間)がある。各室は前面をしたはら(広縁)、内部をおはらといい、背面にはすべて戸棚を造りつけにしている。
民家としては規模が大きく、しかも太い材料を用いた本格的な構造を持ち、民家特有の美しさをよく表している。小屋組はさすを組合せ、屋根は寄棟造りで茅葺であったが、昭和38年に銅板に葺き替えられた。また通称を鶴富屋敷といい、平家落人の伝説とともに古い歴史をもつと伝えられる。日本の民家としては極めて重要なものとして、重要文化財に指定された。」
椎葉村教育委員会 |
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2度目の訪問です
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でいの間
「役人来客の接待、冠婚葬祭に使用、戸棚は欅の一枚板で磨きあげられている」
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うちねの間
「家族の部屋で朝夕の食事に利用された」
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どじ(土間のこと)
「夜の作業等に利用した部屋で、この部屋は茶炒りや煮炊きに利用している」
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去年の7月の台風4号の爪跡 |