岩爪神社の由来
「御祭神 イザナギ命
境内には、景行天皇の子日本武尊が熊襲征討下向の際、この地より紀州の大権現に対し、戦勝祈願をされた聖地と言われる。後、天長三年(826)僧空海が聖地の崩壊を憂いて跡地に神社を創建したという。
永禄十一年(1568)社殿や旧記宝物等の全てを焼失するが、都於郡十代城主伊東義祐これを再建する。
天正時代の後、島津氏も社領地の三十石を寄進、特に岩爪は五代島津惟久公の母、米松寿院縁故の地でもあった事から白金を献じ社殿改装も行われる等、佐土原島津氏の手厚い保護によって藩政時代を終る。
昭和57年7月吉日」 |