はぜ馬場のはぜ並木

2015.05.23

宮崎市佐土原町下田島




はぜ馬場とはぜの木
「この道は、その昔城下町と藩の米倉庫のあった、佐賀利や徳ヶ渕の港に通ずる重要な産業道路でした。この道路脇にそって、はぜの木が植えられ、お侍さんがこの道で馬をとばすので、誰言うとなく『はぜ馬場』と言うようになりました。
 このはぜの木が植えられたのは、百二十年余り前、その頃の藩は財政にいきづまり、建て直しのため藩内各地の通路脇や空き地にはぜの木を植えさせ、その実からローソクを製造し、藩の専売品として大阪に送り出し、現金収入はかったのです。
 佐土原にとって、このはぜは工業生産導入の第一歩となりました。意義深いはぜの木なのであります。
 世がかわり、昔を物語るその面影を残すのは、『はぜ馬場』のはぜの木だけになりました。
 大切に残したいものです。」

宮崎市
宮崎市教育委員会
通称はぜ馬場のはぜ並木
以上 2015.05.23撮影


5ヶ月ぶりの訪問、色づき具合を確認
以上 2015.10.12撮影



5ヶ月ぶりの訪問、色づき具合を確認

赤いが葉は少ない

まだ緑が多い

葉は落ちてしまった
以上 2015.11.07撮影