牧神社庚申塔

2014.09.14

延岡市牧町




牧神社の由緒
「文明元年十一月の勧請で、諏訪大明神と称していた。寛永五年(1628)十一月、時の領主有馬左衛門の時代に社殿を修復し、諏訪春日の両社を勧請合祀、毎年六月二十五日、十一月二十六日には祭典がとり行われ、領主の代参があり祭祀料が寄進されていた。
 万治二年(1659)には社殿を焼失したが、翌三年には再興された。元禄十四年(1701)六月領主三浦壱岐守明敬が社殿を改築し、享保元年(1716)八月牧野備後守貞通時代にも社殿が改築された。代々の領主の代参があり、崇敬が深かった。
 明治四年十一月、郷社粟野名神社に合祀されたが、明治十三年一月には旧社地へ復社を許され、同年十一月社殿を改築し復社した。
 昭和二十年八月、九月の二度にわたる大暴風雨襲来のため、社殿傾斜し、十一月に修理したが、その折境内樹木四十数本が倒木した。
 戦後、氏子崇敬者により、境内も整備され、祭祀も厳修されて今日に至る。
 尚、平成十六年十月の台風により、神殿の屋根の部分が損壊、飛散したため、翌年六月に同屋根、大床張替、同土台を改修した。」
牧町の牧神社

社殿

境内の石造物

庚申塔 享保十五年(1730)

庚申塔 元文五庚申年(1740)

庚申塔

享保十五庚戊年(1730)

道祖神

興玉神碑 文政八年(1825)