青谷城(あおやぎ)神社由来伝説
「一、創建
神代からの鎮座と伝えられ、本邦に於ける神社の始まり。
大和(現、和歌山県)の明神は、当青谷城神社の分神なりと云われ、伝えられている。
二、祭神
大己貴命(大国主命)
三、由来伝説
青谷城神社は、大己貴命(大国主命)を祭れるもので上古天孫降臨以前、大己貴命が国家を経営し給うた時、豊葦原を巡狩して暫く住居し給うたと云う『青谷城山』に神霊を奉祀し、これを青谷城大明神と尊称して今日に至る。
境内は、三町八反七畝九歩あり、大部分が原生林に覆われている。
養老二年大年神・字食持命・罔象女命・市杵島姫命の四神が合祀され、当神杜は余りにも村里から遠く離れていることを理由に、三輪大明神として村里に遷宮され、現在の三輪神社となっている。
四、御利益
青谷城神社は、大昔から『家内安全』『交通安全』『工事安全』『商売繁盛』『海難防止』『合格祈願』『当選祈願』等諸々に大変ご利益があると云い伝えられている。」 |