夢見橋

2013.04.21

日南市園田-材木町




夢見橋
「夢見橋は、地場産の飫肥杉(おびすぎ、120年生)と飫肥石を使い、ボルトや金物は使わない、伝統工法の『木組み』でつくられています。 飫肥杉は、曲げと水に強い特性がある為、船の材料として使われてきました。 その造船技術を伝えるために、天井は『曲げ木』でできています。 屋根は、日南の暑い日差しや雨から人や橋を守り、また、暗くなりすぎないようにトップライトがあります。
 橋の中央には、くつろぐためのベンチがあり、夏には運河の涼しい風が吹き抜けます。
 『屋根があったらいいな』『飫肥杉を使おう』『伝統工法を使いたい』など、地元の皆さんの意見を聞いてデザインされました。
 飫肥杉を木組みでつないでいる部材(コミセン、ヤトイホソ)には、地元の子供達をはじめ、4000人分もの『夢』が書きこまれています。
 『夢見橋』という名前は、全国1200の応募の中から、地元の子供達が選んで決まりました。 多くの人と人がつながって完成した夢見橋は、昔と今をつなげてくれる自慢の橋です。
 夢見橋は長さ18.45m、幅3.6m(最大4.7m)、屋根長さ45.8mで、2007年(平成19年)の夏に完成しました。」
ボランティアガイドの方の案内で港まで歩きます