霧島神社
2007.05.27

日南市大字板敷字茱萸木(ぐみのき)5516番地の1




霧島神社(旧村社)
創立:弘仁10年(819)と伝える
由緒沿革
「当社のご縁起、勧請の記文は、両社号を口称するのみ、幾年を知らずという古文書があり、それによると、寺尾にあった山王宮は御形鏡座、山上にある霧島大権現は御形鉾座也という。これはご神体を記したもので、“淡路国滋賀郡日吉の神始に彼山に顕て一切庶民守護の王となる”と文書もあり、弘仁10年始めて勧請、とも称している。山王宮の宮跡は今も残っているが、いつ合祀されたのか不明。山上の宮は現在、通称乱杭野という日南市内の飫肥、吾田、油津を一望に見おろす山上に鎮座しているが、元宮は、さらに奥の高い山上にあったものを現在地におろしたものという。日南地方では、山上の霧島さまは、子供の神様として崇敬され、この宮は、大正年間、悪性の感冒が流行した後から参詣者がふえ、現在でも、例祭には、気候のよい時期でもあり、近郊から子供を連れた登山参拝者が多い。」
山腹には旧参道