米良家(菊池家)墓地

2015.05.31

児湯郡西米良村村所




米良家(菊池家)墓地
「本墓地には、第三代重治公や第四代重鑑公、第七代重直公などの墓がある。
正面奥に並ぶ五つの供養塔のうち、大五輪の二つは、第九代則隆公によって承鷹元年九月二十八日に建立され、米良村においては最も古く、最大の塔で気品ある供養塔である。
(慶安五年十一月建立とあるが、九月二十八日承應と改元。)
 この塔に『道慶』の文字が刻まれており、米良村最初の入山者、米良(菊池)石見守重為公を指している。
 続く三基の小五輪は、則隆公の嫡子則良公(後の相良家家老、七郎左衛門)が建立したものである。
 墓地前の山路は、小川にいたる旧往還で、古来『上り一里、下り一里、横八町』と称している。」
村所八幡神社の北側

第四代重鑑公と奥方の墓

左の2基:第九代則隆公が建立した供養塔 右の3基:則良公が建立した供養塔