宮崎八幡宮 御由緒
「応神天皇は弓矢武芸の神としてのみならず、我国の文教開発の祖神、殖産興業の守護神として古来あまねく国民の崇敬するところであります。御父、仲哀天皇、御母、神功皇后と共に約四万社に奉斎せられ八幡大神と称えられています。
宮崎八幡宮は平安時代に創建された古社であります。永承年間国司海為隆がこの地に来り、宮崎平野の開拓に当り、上下の尊崇の篤かった宇佐八幡宮を勧請し、旧来この地に奉祀されていた橘の大神と共に合祀したのが当社の創建であります。
古くは領主武将の崇敬篤く明治四年八幡神社としていち早く郷社に列せられてきました。昭和四十三年十二月神社の発展と共に宮崎八幡宮と御改称になり境域の拡大、整備、御造営が行われ、昭和五十三年十月、御拝殿、神門が竣工致しました。」
平成元年十一月
宮司謹記 |