細江神社の庚申塔群

2019.06.29

宮崎市大字細江




細江神社遷座の碑
「当細江神社は、応永八年(1401)に創建されたと伝承され、八幡の大神を祀る古社である。摂社金宮神社は、本宮より二十三年後に創設され、細江神社の山深いご鎮座と相対し、氏子住民の篤い信仰が捧げられてきた。
 旧お社は、山頂の山深い御鎮座である為、充分な祭祀ができず、長い歳月(1815年造営)が経過し、度重なる風雨に耐えて来ましたが、老朽化が甚だしく数年前より改築の機運が高まる中、平成十七年四月氏子総会の議決を経て建設委員会を設立し改築の運びとなった。
 摂社である金宮神社の境内を新宮地と定め、(細江神社と金宮神社を合祀)・(稲荷神社・若宮神社・八坂神社を合祀)・潮大山祇神社を改築御造営することになりました。
 ここに、細江地区住民の浄財である財産管理組合の資金を基に、地区住民の御寄付もあり、新社殿が建設されるとともに、境内が整備一新され、御祭神の御神處を安んじ奉ることができたことは、氏子一同誠に慶びにたえない。
 なお、当神社は、金宮の森として登録し、自然と調和のとれた緑豊かな鎮守の杜として後世に伝承し、御神霊の安らかなるご鎮座と神威の発揚を祈念するものである。」

宮司 日高忠
以前来たときには金宮神社だった

鳥居脇の石造物群

後列中央、猿田彦大神
享和四年(1804)

後列右側、猿田彦大神 寛政四年(1792)

後列左、月天子

前列中央、地蔵供養

前列左右、不明

社殿

境内の石造物