赤江古墳 県指定史跡
「この古墳は赤江古墳群の一基であり、直径43m、高さ4.7mの円墳で、霧島塚と呼ばれています。
江戸時代に盗掘されていますが、当時の伝承から内部主体は石槨式であったことがうかがわれます。以前は墳頂に八十八カ所が祀られ、室町時代から江戸時代にかけての、石仏・石塔が建立されていました。
中でも、江戸時代末期の宮崎市古城町の仏師、串間円龍院作の石仏が建てられるなど、古墳と民間信仰が一体となった遺跡です。
昭和五十年南部土地区画整理事業で、古墳と石仏・石塔を分離し、古墳公園として整備しました。」
平成九年二月二十一日
宮崎市教育委員会 |