都城歴史資料館の仁王像

2011.09.25

都城市都島町




市指定文化財 都之城址
「都之城は、都城島津氏(北郷氏)歴代の居城であった。永和元年(1375)ニ代義久が築城し、元和元年(1615)の一国一城令まで、240年の間、本城となっていたところであり、本市地名発祥のもととなった由緒あるところである。
 城の主郭部(本丸)については、昭和63年から平成2年にかけて発掘調査を実施し、当時の様子が明らかとなった。その中心となる建物(館)は、北側(現歴史資料館)に位置していたと思われ、比載的大きな遺構が見つかっている。
 右の図は、当時の都之城の縄張(城の構成)を示したものである。」

平成3年3月
都城市教育委員会
駐車場から大手門をくぐり

坂道を上ると都城歴史資料館

仁王像
「寺門や佛座の両側にあって、仏像を護る神像で、一体は阿(口を開く)像、一体は吽(口を閉じる)像です。
 この仁王像は、正徳四年(1714)に都城島津家の家老北郷資昌が竜泉寺(現在の陸軍墓地)に寄進したものです。」
東側に一対の仁王像

右 阿形

左 吽形

背面

正徳四年(1714)
以上 2011.09.25撮影


4年8ヶ月ぶりの訪問

阿形

吽形
以上 2016.05.21撮影