南方神社の仁王像

2015.02.07

都城市高木町




高木の揚げ馬 県指定無形民俗文化財
「徳川時代、参勤交代のため、江戸に上る途中、島津本家に従う都城島津家の若殿が、島津家安泰と道中無事を南方(みなかた)神社に祈る祭礼を模したものといわれる。
 南方神社は健御名方神と八重事代主神の二柱を祀り、『お諏訪どん』と呼ばれるように、島津本家が尊崇した五社の筆頭であった諏訪社の系統に属する。
 昔は、豊作の年は毎年、不作の時は三年ごとに、奉納すると伝えている。現在は、三年ごとの十一月二日の夜におこなわれる。
 揚げ馬神事は高木町の青壮年が主体となっておこなわれる。選ばれた七歳の稚児が紋付き袴上下を着け、美しく格別大きな紙幣笠(白紙を切って作ったがぶり物)をかぶり弓矢を持ち、馬鈴をつけ盛装した馬に跨り、お供を従えて進む。
 つづいて神へ奉納する品々を背にする荷馬や飾り物など総員五〇余名の行列が地区をめぐって境内に至ると、燃え盛るたき火の明かりの中で、稚児馬と荷馬が馬方節に合わせて飛び廻り、さらにたき火の上を繰返し飛び越え、神前に進み拝礼して終了する。」

都城市教育委員会
南方神社前に一対の仁王像

阿形

吽形

●文四己未は元文四己未(1739)

境内の巨木

社殿
以上 2015.02.07撮影


1年3ヶ月ぶりの訪問

高野さんのチェック

元文四己未(1739)

十三夜待
以上 2016.05.21撮影