早馬神社
「この丘の中央に建つ碑に『早馬神社』とあるので、馬守護の神と思われるが、本来は祖霊の籠もる高千穂峰を奥山とし、これを遥拝する麓にある山・杜をハヤマ(端山)といい、のち牛馬守護信仰が加わり早馬神とも呼ばれた。この神はそのひとつで俗に早馬殿という。
左に建つ記念碑によると、ここの祭礼は3月18日であったが、管理する薄谷地区の駒育成場が昭和10年(1935)に出来てから4月7日に改めたとある。昭和20年太平洋戦争が終結すると、丘の周辺に集落が形成され万ヶ塚地区と称したが、不幸が続出したので無事平安を願うため、昭和31年(1956)杜の後方に八坂神社が建立された。」 |