石造阿弥陀如来坐像
市指定有形文化財
「高さおよそ150センチ、幅100センチの自然石に彫られた磨崖仏で、台座高30センチ、仏像の高さ90センチほどである。
光背の右側に“奉誦西方阿弥陀仏庚申為供養刻也”、左側に“千時弘治丁巳九月吉日右意趣者奉願十二人作者日下部久長”と刻まれている。
弘治丁巳は弘治3年(1557年)、庚申為供養とあるから庚申塔と見られる。日下部氏は、奈良時代から飲肥地方で郡司になつたことから、ここの郡司部の地名も日下部氏とかかわりがあるのではないかと言われている。」
串間市教育委員会 |