幸島猿生息地 国指定天然記念物
「幸島は周囲3.5Km、主として第三紀の砂岩質からなり、亜熱帯の照葉樹林に覆われ、約100頭のニホンザルが生息しています。幸島で最初のニホンザル調査が行われたのは1948年のことで、それ以来、世界に先駆けた個体識別に基づく研究が京都大学等によって続けられており、ニホンザルの社会構造の解明や、イモ洗いや麦洗いといった文化的行動の発見など、数多くの成果を挙げてきました。幸島にいつ頃からサルが棲みついたかは判っていませんが、限られた環境の中で折々の変化に適応しながら生活しています。」
串間市教育委員会 |