石造阿弥陀三尊坐像
2007.06.16

串間市鹿谷




市指定有形文化財
「自然の状態にある岩石に、仏像を浮き彫りにしたものを磨崖仏といい、この石仏も磨崖仏です。中央が阿弥陀如来で、向って右が観音菩薩、左は勢至菩薩です。
左側の石塔に、「願以此功徳、普及於一切、我等与衆生、皆共成仏道」というブツノ功徳をたたえた掲とともに、鎌倉後期の永仁6年(1298)の年号が墨で書かれています。五輪塔は、上から空・風・火・水・地輪とよばれる五輪を重ねたものです。空・風輪だけは一つの石で、他はそれぞれ別の石で組まれるのが普通ですが、ここの五輪塔は一石で作られていて珍しいものです。」
串間市教育委員会
以上 2005.05.08撮影




約2年ぶりに訪問

以上 2007.06.16撮影