大坪の庚申塔

2008.03.16

東諸県郡国富町大字八代南俣 大坪




大坪の一本桜
「背後に釈迦ヶ岳を望む大地にそびえ立つこのヤマザクラは、幹周囲約400cm、樹高約15mあり、樹齢100〜150年と推定されています。
根元には、寛文十三年(1673)に建てられた石碑“庚申塔”があります。庚申塔とは、中国の道教思想に由来する庚申講(60日に一度めぐってくる庚申の日に健康長寿を祈って夜を眠らずに過ごす)を行った記念に建てられたものです。
こうした講は、当時、地域の親交を深める大切な行事でした。大坪の一本桜の由来は、はっきりしていませんが、そうした講と関係があるのかも知れません。」

国富町教育委員会
大坪の一本桜の根元の庚申塔
寛文十三年(1673)