東大出水の田の神

2012.09.09

小林市南西方 東大出水(芹川山)




車で案内して頂いた場所は芹川山の西側
以前探したときは、向こう側から来ましたので、見落としたのでしょう

異様なお顔

神官型の胴体に仁王様の頭が乗せてあるそうです

享保十年(1725)
近くの家の方の話では、享保年間の霧島山の大噴火の際、えびのから持って来られたという説もあるそうです
享保十年といえば、えびの市の中内竪梅木の田の神と同じ建立年

田の神が見守る先は、今は田んぼではありません
山林の伐採により、山に保水力がなくなり、湧水が途絶え、稲作ができなくなったそうです

向こうの山手には水源がありますが、飯野溝といって、えびの市の飯野の田んぼを潤しています