東栗巣野庚申六地蔵幢

2015.02.01

小林市東方 東栗巣野




東栗巣野庚申六地蔵幢 市指定有形文化財
「六地蔵信仰は、人は死後生前の行いによって地獄、餓鬼、畜生(三悪道)、修羅、人間、天上(三善道)のいずれかへ行くとし、この六つの辻に檀陀(金剛願)、宝珠(金剛宝)、宝印(金剛悲)、持地(金剛幢)、除蓋障(予天賀)、日光(放光王)の六つの地蔵が立ち、死者を救うというものです。
 東栗巣野六地蔵は、基礎、幢身、中台、龕部、笠、請花、宝珠の部分からなり、龕部には六地蔵と何かの像が2躯彫られています。
 また幢身には次の銘文が刻まれています。
 慈□□願人数十□人一貫□ ※□字は解読不可
 奉建立庚申供養後生善處為
 天文拾九年庚戌九月三十日敬白」

平成7年9月1日
小林市教育委員会
案内板に従ってやって来ました

六地蔵幢

奉建立庚申供養
干時 
天文拾九年庚戌(1550)

龕部