天満宮
「祭神 菅原道真公(845〜903年)は、左大臣藤原時平の讒言によって、右大臣の栄位から太宰権帥として、筑紫太宰府に左遷されました。
このとき、紅梅殿の愛する梅に名残を惜しんで、
東風吹かばにほひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
と詠われました。
道真公は、政治家としてだけでなく、文学、詩歌、書道など学問に造詣が深く、且つ慈愛あふれる人柄が庶民に親しまれていたので、その死後、全国至るところに道真公を祀る天神様、天満宮が建立され、学問の神、誠心の神として崇敬されています。
この天満官は、およそ三〇〇午前、丸目岳(荒平山)にあった今泉神社が現在地に遷宮された時、その地にあった天満宮を今泉の先人たちがここに移したものと言われていますが、現左その記録は確認されていません。
平成九年(1997年)九月に新築された天満宮は、町内外の人々から尊敬され、毎年十二月二五日に祭事が行われています。」 |