角田神社由緒
「元滝下権現と称していたが明治四年天満神社年神社足鍋(芦辺)の若宮八幡神社下崎守神社等を合祀して今の角田神社と改めた角田神社は、曽木神社、早日渡神社と共に北方町内では最も古く日向、延岡の古文書等にも記載されており、神石は弁天を祀る石二枚陰陽重なり白蛇一条ここにすみ居り候とある。また五代福生院なる僧神殿造営の節、右の杉伐り倒し候処左洞穴より白蛇一条出、僧も忽ち病気に相なり杉のあと地に長泉院代銀杏を植え候とあり、その後瓦ふき替えの節また白蛇出、岩滝より上に登るを村内の者が見つけ、これらのことがあり、大般若経一部六百巻奉納と有り、虫食い等があっても恐れられてこの経文を動かさなかったという。
角田神社は古くから由来が有り縁起のよい有難い神社と伝えられている。」 |