猪八重渓谷

2020.08.02

日南市北郷町郷之原




猪八重渓谷の概要
「標高:駐車場付近約80m 五重の滝付近約200m 岩壷山737m
 年間降水量:約3000o
年間平均気温:五重の滝付近17℃ 岩垂山山頂付近約14℃
 地形地質:表層地質は宮崎層群を構成する砂岩、泥岩互層で一部砂岩泥岩だけの露頭がみられる
  樹種:常緑樹(カシ・シイ)の巨木、その他
※コケの宝庫として有名、日本で、1800種の内約300種のコケが見られます
※セラピーロード‥片道約3km平均斜度16・5%徒歩約1時間半(ゆっくりした時間)」



日本の貴重なコケの森 猪八重渓谷
「■九州を代表するコケ植物の宝庫
 猪八重渓谷はこの地域特有の多雨多湿の環境の中、年間を通して一定の湿度と温度が保たれているため、その面積に比べて極めて多くのコケ植物が生育しています。日本に約1900種あるコケ植物のうち500種近くが報告されており、九州を代表するコケ植物の宝庫として知られています。特に流合の滝周辺では、樹木の枝から長く垂れ下がるサガリゴケ類と生きた植物の葉の上に生育する微小な生葉上苔類が豊富であり、保護すべき絶滅危倶種も多数報告されています。

■蘚苔類学の聖地 服部植物研究所
 猪八重渓谷は、世界唯一の苔植物専門の研究機関である服部植物研究所(日南市鉄肥、1946年設立)を中心に長年研究が行われてきた場所であり、日本の蘚苔類の発展に貢献してきた貴重な存在です。
研究所の初代所長である服部新佐博士も猪八重渓谷からオピケビラコサを新種報告するなど、多くの新知見を発表してきました。

■日本蘚苔類学会認定『日本の貴重なコケの森』
1972年の創立以来、蘇苔類(コケ植物)学の進歩と普及を行う日本蘇苔類学会では、貴重な種や多くの種をはぐくむエリア全体を『コケの森』と呼ぶことにし、その中でも、とりわけ貴重で重要な場所を『日本の貴重なコケの森』として選定することにしました。『コケの森』を守ることは私たち自信の自然環境を守ることにつながると私たちは考えています。『日本の貴重なコケの森』の貴重性や重要性を一般の皆さんにも広く知っていただくことを通して、日本各地の『コケの森』がいつまでもあり続けることを私たちは願っています。皆さんのご理解とご協力を賜りますよう心よりお願いします。」

猪八重の滝風景林管理運営協議会
先週はここまで来て断念しましたが、今日は挑戦

五重の滝まで3Km



これも滝?

昔使われていた水力発電所用水タンク跡
「昭和20年代、猪八重川上流の開拓地に電気が通じていなかったため、猪八重川から水を引いて小規模な水力発電所を作り、開拓地に電気を送電しましたが、その後、山仮屋方面から電気が通じるようになり、水力発電所の使命を終えました。」
猪八重の滝風景林

昔使われていた水カ発電所用イゼキ跡
「昭和20年代、猪八重川上流の開拓地に電気が通じていなかったため、猪八重川から水を引いて小規模な水力発電所を作り、開拓地に電気を送電しましたが、その後、山仮屋方面から電気が通じるようになり、水力発電の使命を終えました。」
猪八重の滝風景林

キノコ

カワトンボ

遊歩道



1号橋 ネムノキ橋

2号橋 アオキ橋

付近の流れ

4号橋 バリバリノキ橋

5号橋 タラヨウ橋

コケ

流合(はけあい)の滝

下流から

側面

滝の横を上り

上流側

岩壺の滝

近景

ミズヒキ

さらに上流

コケ

目的地、五重の滝下流

どこが五重なのか

接近

上段

中段

右岸側

ここで休憩 昼食

コケ

下流右岸側の鋼製堰堤 40年前に来たことがあります

カワトンボ

清流