家田湿地

2016.10.10

延岡市北川町長井 家田(えだ)




家田地区の特徴
「北川町の南東部に位置しています。家田湿地には絶滅(その種が絶えること)しそうな動植物が多く生き残っています。環境省、宮崎県がまとめたしッドデータブックには26種載っています。5月頃から9月頃にかけて花が咲く、絶滅危惧(絶滅のおそれが−番高い)植物のヒメコウホネがたくさん育っているのは日本中でここだけです。また、新種の植物も生息しており、キタガワヒルムシロという種は家田地区で発見されました。」
宮崎県
家田湿地に立ち寄りました

家田川のヒメコウホネ群落 日本一の群落
「約3Kmに及ぶサイコクヒメコウホネ群落。1,000株以上あるのは、非常にめずらしい。
分布:本州、四国、九州。
花期:6月から10月黄色。
特徴:多年草。花の色は黄。茎に逆とげがある。
生育環境:浅い沼、小さな流れに生育する。」

宮崎県
上流側

水中に黄色い花が見えます
以上 2016.10.10撮影


約9ヶ月ぶりの訪問

南側

グンバイトンボ(軍配蜻蛉)
「北川湿原を代表するトンボ 関東以西、四国、九州に分布していますが、極めて局地的。日本の南限が北川湿原と言われています。雄の中足と後足の白い葉っぱみたいなものが、相撲の行司さんが持つ軍配に似ていることから名前が付いています。イトトンボの中で一番人気の種です。大きさは約4p。5月から7月下旬まで観察可。宮崎県【絶滅危惧TB類】 環境省【準絶滅】」

ハグロトンボ(歯黒蜻蛉)
「別名オハグロトンボ。雄は真っ黒で、雌はこげ茶色に近い色をしています。」

ベニトンボ(紅蜻蛉)
「全身が紅色をしているベニトンボ」

ベニイトトンボ

キイトトンボ
「腹部と顔面が黄色いイトトンボ」

クロイトトンボ

モノサシトンボ
以上 2017.07.29撮影