百町原水路

 「日向市美々津の百町原の用水路に数基があるそうです。」という情報を岡崎文雄様から頂きました。
美々津の百町原は名前も聞いたことがない場所でしたが、美々津にさしかかってからすぐに国道10号線から山手の田んぼの方に入り込み、とにかく水路を探しました。
 幸いなことに、道端に「百町原開田の祖 荻原俵三郎翁」像があり、そこが百町原であることが分かりました。そこから伸びる水路を下流にたどると、4基の石橋に出会いました。
百町原開田の祖 荻原俵三郎翁の像
碑文
1905(明治38)年、日露戦争凱旋後、田の原に水源地・水路調査後開田を説いて廻り苦節7年1912(明治45)年、国・県・町の認める処となり、開田工事開始、新富町萱島儀作氏により水路完成 1916(大正5)年、開田が完成、1953(昭和28)年77歳で退任するまでの48年間組合を指導してきた
 ここにその功績を顕彰する
2000(平成12)年6月吉日

特別委員長 日向市長 山本孫春
委員         海野畩雄
委員 建主      荻原 実
胸像制作      長友理一郎
揮毫         清野柏堂
共に功労のあった者
 黒木為次郎氏
 植野銀次郎氏


どしゃぶりの雨の中、早朝6時半前水路の水量調節に来られた方に尋ねました
ちょうどここの下流から消防小屋までの区間に石橋が架かっているそうです
道路の反対側には公民館があり「落鹿」(おとし)地区といいます

国道10号線には「百町原」バス停がありました