日本一の柱状岩「馬ヶ背」
「日豊海岸国定公園の南端に位置する日向市の海岸は、白砂青松の砂浜と柱状節理海岸とから成っています。
特に柱状岩は、日向岬には大御神社の斜柱、千畳敷の金屏風・銀屏風、小松崎の孤立石柱、塩屋崎の板状岩など数多くの岩種が見られます。なかでも圧巻は、細島灯台東側に位置するここ“馬ヶ背”の断崖絶壁です。奥行き200m、幅10mの海水路の両岸に高さ70mで垂直にそそりたつ様を、とくとご覧下さい。
日向灘の荒波と谷底から吹き上げる風に足がすくむほどです。
柱状岩は、一説によると今から1500万年前、火山の噴火物や地下のマグマが火道や割れ目に貫入して、冷え固まるときにできたといわれています。また馬ヶ背の名称は、この遊歩道先端一帯の、陸地から盛り上がった岩肌が馬の背中に似ていることからこう呼ばれています。」
日向市
日向市観光協会 |