国選定
日向市美々津重要伝統的建造物群保存地区
「美々津は、古い歴史を持つ港町で、中世には集落が営まれていたと考えられており、江戸時代に入ると高鍋藩の商業港として重要視され、藩主秋月氏もこの港を参勤交代に利用していた。
保存地区に選定された上町・中町・下町は耳川河口に築かれた港の隣接地に当り、江戸時代から明治時代の平入・妻入建物が数多く
残されている。
また港から南に延びる三本の主道路や、それらに直交するツキヌケ(防火地)は江戸時代に設けられたものと伝えられており、旧い敷地割や石畳などとともに美々津の歴史的景観を構成する重要な要素になっている。」
日向市教育委員会
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