平清水仁王像
「高さ165センチメートルの阿形・吽形(町内唯一の仁王像(二王)右が阿形(□を開けている〉左が吽形(□を結んでいる)正式には右を那羅延金剛、左を蜜迹金剛と言い偉大な力を持つ金剛杵(きね)を手にして二体ならんで力を合わせて寺門を守ると言われている。建立は嘉永六年(一八五三)十二月吉祥日、台座に次の人名が見られる。
右側 菊池四万吉 平田富弥 平方・二方 和吉、菊池庄蔵、石工林太
左側 立主 □吉・城吉・浅吉・庄吉・弥吉・勇吉
※二人して気持ちを合わせて事をなすことを『阿吽の呼吸で』と言う言葉はこの仁王像から来ているとも言われている。」
平成十七年三月三日 日之影町教育委員会 |