波瀬神社の御由緒
「祭神 伊邪那岐命 伊邪那美命
由緒沿革
古伝によると三毛入野命(高千穂神社、十社大明神)が鬼八退治のお出ましの折この境内に立ち寄られ、イザナギ、イザナミの二神を山神と称して祭ってきた当社に名字大明神の神号を賜わったと伝えられる、この時休息に用いられた石を三毛入野命の『腰掛石』(右側)と称して例祭日には注連を張って崇めている。
また元和年間の島原の乱に際して、当国城主有馬直純候御出陣のみぎり当社境内で俄かにたおれた召馬の病気平癒と戦勝祈願をされたところ召馬たちどころに勇み立ち、有馬候が武勲を立てられたことからその奉賛のために内宮を建立されたという。
現在では牛馬守護の神として崇敬されている。
明治4年 波瀬神社と改称」
平成五年三月二日 波瀬神社氏子一同 |