関之尾公園の滝と甌穴 国天然記念物(甌穴)
「関之尾公園には、大滝(幅40m高さ18m)男滝、女滝の三つの滝があります。滝の上流へ600m、幅80mにわたって広がる甌穴群があります。この甌穴(小さい瓶のような穴)は、約11万年前に形成された川床の大きな溶結凝灰岩(火砕岩の一種)の割れ目に砂や石ころが入り水の力と長い年月をかけて出来上がったもので現在も進行中です。大きいものは3mを越えるものなど、一帯には数千個の穴が散在しています。日本では、木曽川やこの庄内川の上流に小さいものはありますが、こんなに大規模なものは世界でも類がないといわれ、フランスにあるポンデスールより大きく世界一であると地質学の権威者は、称賛されておられます。 また、昭和54年には、緑の村(宿泊施設・売店・食堂・テニスコート・プール・キャンプ場)を開設するなど、四季を通じ自然を満喫できる公園として整備を施しています。」 |