城泉寺

2008.03.15

球磨郡湯前町瀬戸口




城泉寺
「上球磨の豪族、久米氏の菩提寺として建てられたものですが、現在は阿弥陀堂だけが残されています。沙弥浄心(久米三郎真家)の創建なので、昔は浄心寺と呼ばれました。阿弥陀堂は桁行・梁間ともに24尺3寸5分(約7.4m)、茅葺の小堂ですが、鎌倉期の手法が示された秀れた建造物です。
 本尊の阿弥陀如来、脇侍の観音菩薩と勢至菩薩も鎌倉初期の作で、本堂とともに国の重要文化財に指定されています。
 また、境内の九重石塔、七重石塔は、鎌倉初期の造立であるにもかかわらず、欠損摩滅が少なく、国の重要文化財に指定されています。」
境内の梅にメジロ
以上 2008.03.15撮影


5年8ヶ月ぶりの訪問

境内の石造物

槙の木 湯前町指定文化財(天然記念物)
「樹高約27m、根回り5mを計り、このあたりは城泉寺と時を同じく創建された熊野権現社跡である。」
昭和63年1月
湯前町教育委員会

以上 2013.11.09撮影