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通潤橋
2012.01.29

上益城郡山都町(旧矢部町)城原

五老ヶ滝川
橋長:75.6m 
橋幅:6.3m 
橋高:20.2m 
径間:27.5m 
拱矢:14.4m
架橋:嘉永七年(1854)
石工:棟梁 宇市、副棟梁 丈八(橋本勘五郎)、甚平、他のべ2万7千人





通潤橋(つうじゅんきょう) 国指定重要文化財  指定:S35.2.9
「通潤橋は灌漑用水を送るためにつくられた水路橋です。
建設者は、矢部総庄屋布田保之助、工事を担当したのは卯助・宇市・丈八ら「肥後の石工」と呼ばれる名工たちです。工事は、嘉永5年(1852)12月から1年8ヶ月を要しました。
通潤橋は何のためにつくられたのでしょうか。まわりを深い谷に囲まれた白糸台地は水に乏しく、田んぼの水はもちろん、飲み水も足りないような状況でした。
このような人々の苦しむ姿を見かねた布田保之助は、6Km離れた笹原川から水を引き、連通管の原理を利用した通潤橋を完成させました。この工事の完成により、白糸台地に100ヘクタールの水田が開けました。
橋の長さ  75.6m
橋の幅    6.3m
橋の高さ  20.2m
石管の長さ 126.9m」

山都町
9ヶ月ぶりの訪問

まだ日も当たらず、観光客も見当たらず

右岸側から
以上 2012.01.29撮影


2か月ぶりの訪問

「日本の石橋を守る会」第33回大会前に立ち寄りました
以上 2012.04.21撮影